ネコの神

2010年の干支(寅)にちなんだ意匠。中南米にはトラがいないので他のネコ科を拝借。これはシパン王墓の副葬品で、夜の支配者「ネコの神」のお顔らしい(たぶんモデルは山猫の一種)。当初、英語のカタログだけ見て、単に擬人化されたネコだと思っていたが、後日、日本の博物館のカタログを見たら実はもっと偉かった。干支にはいいかも?

発表時期 2009年12月

国  籍 ペルー

由  来 シパン(モチェ)

モチェはAD 0~700年ごろにペルー北部海岸で栄えた文化圏。立体造形に優れ、黄金をはじめ数々の美しい工芸品を残した。大きくて水の豊かな川から用水路を引いて、砂漠を農地に変えていった。つまり、「灌漑農業」を積極的に行う農業先進国だったらしい。